米沢市は山形県の最南端に位置し、山形県の母なる川「最上川」の源である吾妻連峰の裾野に広がる盆地で福島県と県境を接しています。周囲が吾妻連峰などの山々で囲まれ、恵まれた自然環境のもと、美味しい食材で溢れる自然の恵み豊かなまちです。
■工業集積の歴史 本市の工業は、上杉鷹山が殖産振興のために奨励した「米沢織物」から始まりました。伝統的な絹織物から発展し、大正時代には米沢高等工業学校(現山形大学工学部)から生まれた国内初のベンチャー企業である帝国人絹株式会社(現帝人)が創設され、化学繊維の生産が開始されました。その後、昭和40年代から造成した工業団地への企業誘致活動により、徐々に産業形態が電機・機械産業へと変化し、現在では、情報通信関連産業を中心とする東北有数の産業集積地となっています。 また、次世代の照明として研究開発を進める有機ELをはじめとした有機エレクトロニクス関連分野における産業集積を推進しています。
【参考】米沢市商工課のページ